寧徳時代、中創新航がリチウム電池の実用新案権を侵害しているとして、9200万人民元の賠償を求める訴えを再び提起
2024年7月30日
「寧徳時代新能源科技股份有限公司(略称:寧徳時代又はCATL)」は、2024年7月に中国福建省福州市中級人民裁判所で「中創新航科技集団股份有限公司(CALB)」及び「福州倉山埃安汽車銷售服務有限公司」に対して実用新案権侵害訴訟を提起し、中創新航に経済的損失として9200万人民元の賠償を命じるよう裁判所に請求した。
今回の訴訟に関係しているのは第ZL201720968992.6号実用新案であり、その主な内容は二次電池の上蓋構造における一部最適化に関するものである。現在、両社は7件のリチウム電池特許・実用新案の訴訟を行っている。
韓国の市場調査機関であるSNE Researchが発表したレポートでは、2024年1月~5月の全世界における車載動力電池の市場シェアトップ10は、寧德時代(CATL)、比亞迪(BYD)、LGエナジーソリューション(LG Energy Solution)、SK On、サムスンSDI、Panasonic、中創新航(CALB)、億緯鋰能(EVE Energy)、国軒高科(Gotion High-tech)、欣旺達(Sunwoda Electronic)となっている。
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