韓国政府が中国から輸入される電池及び材料について権利侵害調査を開始

2024年1月23日

韓国産業通商資源部は11日に開催された第444回貿易委員会の会議において、中国製の二次電池を搭載したスマートフォン及び中国製NCM811(正極材料中のニッケル、コバルト、マンガンの含有量比が8:1:1である三元リチウム電池)の正極材料が特許権侵害に該当するか否かについて調査することを決定した。

半導体エネルギー研究所は、中国でスマートフォンを製造・供給する中国企業、及びスマートフォンを輸入・販売する韓国企業について、「スマートフォン用二次電池」に関する特許権侵害調査を申請した。また、LG化学は、中国メーカー3社と韓国輸入業者を対象とする「NCM811正極材料」に関する調査を申請した。

この他に、中国製PET樹脂のダンピング輸入が韓国の関連産業に損失を与えているとして、昨年11月に韓国の化学企業であるTK Chemicalが貿易委員会に反ダンピング調査を申請しており、同委員会は中国製ポリエチレンテレフタレート(PET)についての反ダンピング調査を進めている。


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