台湾の群創光電(イノラックス)がインドのヴェダンタ・グループにライセンスを付与、液晶パネル工場の建設が始まる

2023年7月11日

インドの鉱業・石油・ガス・電力大手であるヴェダンタ・グループは、インド第一号となる液晶パネル工場を建設するために40億米ドルを投じると発表した。以前ヴェダンタは台湾の群創光電(イノラックス)とLCD液晶パネルの技術ライセンス契約を結んでおり、今回その液晶パネル工場の建設を始める。業界の予測によると、群創光電は工場建設時に1度技術移転料を受け取ることができるほか、ヴェダンタの液晶パネル工場が量産体制に入った後も出荷量に応じて継続的にロイヤルティーを受け取ることができ、数十億台湾ドルから数百億台湾ドルの収益が見込まれる。

ヴェダンタは、インドのナレンドラ・モディ首相が提唱する「メイク・イン・インディア(Make in India)」政策を受け、積極的に台湾メーカーと提携している。これまで、鴻海(ホンハイ)グループと共同でインドに12インチウエハー工場を建設したり、群創光電とLCD液晶パネルのライセンス契約を結んだりしており、インドでの独立した半導体・ディスプレイ産業の構築を目指している。


関連台湾ニュース記事 (経済日報

 

购物车

登入

登入成功