日本知的財産協会「知財管理」2023年5月号に結晶形特許及びパテントリンケージ訴訟に関する論説が掲載

2023年6月2日

一般社団法人日本知的財産協会(JIPA)発行の「知財管理」最新号(2023年5月号、VOL.73 NO.5 [NO.869] 、pp. 557~569 )に、弊所執筆の「台湾における結晶形関連発明の進歩性判断及びパテントリンケージ制度の有効活用」が掲載されました。原文はこちらを参照ください。

医薬品結晶形特許の大半は既知化合物の新たな結晶形に関するものであり、この種の特許の進歩性判断では、新たな結晶形に係る技術的効果の認定がよく焦点となります。本稿では台湾及び中国の判決を整理し、医薬品結晶形特許の出願方策を提案しています。

また、台湾では知的財産及び商事裁判所と台湾特許庁双方がそれぞれ判断権を有する「ダブルトラック制度」を採用していることから、パテントリンケージ制度施行後に下された特許権侵害訴訟の判決を分析し、ダブルトラック制度下における医薬品パテントリンケージ訴訟の方策についても提案しています。


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