京東方(BOE)がサムスン電子をモニターの特許侵害で提訴

2023年5月16日

中国の京東方科技集団(BOE)は、韓国サムスン電子が同社のOLEDに関する特許権を侵害したとして提訴した。そのうち5件の訴訟は5月18日に重慶市第一中級人民裁判所で開廷し審理され、その他の訴訟は来年の8月1日に開廷し審理される。

これらの訴訟において、原告には京東方科技集団の他に、傘下の「重慶京東方顕示技術」及び「成都京東方光電科技」も含まれている。対して被告は、「上海サムスン半導体」、「東莞サムスン視界」、「天津サムスン視界移動」、「サムスン半導体(西安)」、及び「サムスン(中国)投資」等のサムスンの中国子会社となっている。

2022年に京東方科技集団が行った特許出願は8万件を超える。そのうち、フレキシブルOLEDに関する特許出願は2.8万件を超え、フレキシブルOLED、センサー、AI、ビッグデータ等の先端技術分野の特許出願が50%以上を占めている。


関連台湾ニュース記事 (科技新報工商時報

 

登入

登入成功