鴻海(ホンハイ)と印Vedantaによる合弁会社設立、ウエハー工場とディスプレイ工場に約120億米ドル規模の投資へ

2023年3月1日

鴻海(ホンハイ)がインドの巨大多国籍企業Vedantaと提携しインド半導体へ先手を打つ。VedantaのCEO Akarsh Hebbar氏は2023年2月8日にインドのビジネス系メディアの独占インタビューに応じ、合弁会社についてはVedantaが63%の株式を保有し、鴻海が37%の株式を保有する。投資規模は約120億米ドルになり、そのうち約75億米ドルが半導体ウエハー工場に投資され、30~40億米ドルがディスプレイ製造工場に投資される予定だ、と明かした。

外部情報によれば、鴻海とVedantaが共同出資し28nmの12インチウエハー工場の建設が計画されており、2025年に生産を開始し、初期の月間生産量を4万枚に設定し、翌年には量産体制に入っていく予定だ。

Vedantaはインドの鉱業及び天然資源事業から出発した多国籍企業である。Vedantaグループは、電子通信企業、ガラス基板製造の世界大手AvanStrate、及び光ファイバー通信ケーブルを製造するSterliteなどの子会社を傘下にもつ。


関連台湾ニュース記事 (工商時報科技新報

 

登入

登入成功