鴻海(ホンハイ)がベンチャー企業を支援 特許を無償で提供

2022年3月17日

鴻海(ホンハイ)は3月15日、「鴻海專利扶植新創計畫」を発表し、1,400件を超える優れた特許を取りまとめ、ベンチャー企業に無料で特許権使用を許可すると同時に、無料の特許コンサルティングサービスを提供すると発表した。同社が既に保有する特許及び長年の特許管理の経験に基づき、ベンチャー企業の経営初期における新たな研究開発のリスクと負担の軽減をサポートすることで、ベンチャー企業は創造性を十分に発揮でき、特許戦略を整えられる。

鴻海による特許支援計画は、設立から2年以内であり、且つその技術、製品、営業分野が、鴻海が進めるコア技術と未来産業のベンチャー事業と合致する、ベンチャー企業に優先的に提供される。申請・審査が承認された後、三年間無償の非独占ライセンスの使用権が提供される。

第一段階として、鴻海は情報通信システム、タッチパネル、プロセス改善、ロボット、人工知能、ブロックチェーン、ウェアラブルデバイス、信号制御、モーター、機械設備と構造などの分野をカバーする1,400件の特許を公表した。

鴻海の特許研究開発は、世界の主な国や地域で展開されており、そのうちアメリカ、日本における特許件数が最多である。

 

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