鴻海と台湾プラスチック EVで連携

2021年6月1日

EV(電気自動車)の商機に着手、鴻海(ホンハイ)と台塑(台湾プラスチック)が連携。鴻海の社長が約1か月前に台塑集團(台湾プラスチックグループ)を訪問。台湾グループ自動車事業発展の責任者である王文潮氏と面会し、連携に前向きな回答を得たことが分かった。

鴻海は「MIH EV Open Platform」の準備を積極的に進めている。台湾プラスチックは国内伝統産業企業のトップであり、数多くの商品を自動車に活用できるため、鴻海はこのプラットフォームをより規模の大きい陣容にするべく、台湾プラスチックの参加を望んでいた。

鴻海グループはEV電池の発展に力を入れており、去年10月に鴻海は「鴻海テクノロジーデー(HHTD)」を初めて開催し、EVに関する技術と主要なEV部品に関する展示を行い、2024年までにEV用の商用全固体電池を開発する計画を発表した。

鴻海と台湾プラスチックのEV連携の談合において、最も重要なのは連携してEVで最も重要な鍵となる電池分野に取り組むことである。特にEV電池の将来の要とされる全固体電池に関し、鴻海は既に傘下の廣宇科技(Pan-International Electronics)のを通じて、榮碳科技(Long Time Technology)への投資により積極的に力を入れているところである。これにより自社グループのEV分野における重要な鍵となる部分を補い、将来的にアップル等指標的意義を有する企業からのEV注文数が大きく増加した際に対応する、と当業者は分析する。

関連台湾ニュース記事(経済日報聯合新聞

 

登入

登入成功