2021年9月30日

鴻海（ホンハイ）の子会社である工業富連（Foxconn Industrial Internet）は、9月29日に初めてとなる特許戦略の成果を公表し、現在世界13の国と地域における特許取得件数が4,966件に達し、そのうち5G関連分野における特許出願は、年間成長率で70％を超えると発表した。

工業富連は、現在特許を保有する13の国と地域は、中国、アメリカ、ドイツ、フランス、日本等を含み、三大コアビジネスプロジェクトから見た場合、工業富連の産業用インターネット分野における特許件数は300件を超え、クラウドコンピューティング分野においては累計1,300件以上、通信及びモバイルインターネット設備領域においては累計3,500件以上であるとし、特許の一部は分野を越え、高価値発明特許資産の割合は増加し続けている、と示した。

産業用インターネット分野関連の特許において、SaaS、PaaS、IaaSやエッジデータの収集等の4つのレベルをカバーしている。また、クラウドコンピューティング及びデータセンターアプリケーションにおいて、サーバー液体冷却技術、液浸技術等の放熱技術は高価値発明特許であるだけでなく、市場において不可欠なキーテクノロジーである。