中国TCL 傘下の華星がOLEDディスプレイをサムスン電子へ提供

2021年8月18日

中国の大手電子機器メーカーTCL傘下のディスプレイメーカーTCL華星(TCL China Star Optoelectronics Technology)は、サムスン電子へのOLEDディスプレイ提供を開始した。これまでサムスン電子はOLEDディスプレイ供給はいずれも自社子会社が行ってきた。

業界筋によると、今回の連携においてTCLはサムスン電子に対しOLEDディスプレイを供給しているが、現在の供給量は少なく、サムスン電子は依然としてOLEDディスプレイの分野において高い地位を維持している。

TCLとサムスン電子の連携に至った経緯は、TCL華星が去年8月にSAMSUNG DISPLAY(サムスンディスプレイ)と「株式譲渡契約」、「増資契約」に関する署名を行い、同時にTCLとTCL華星、サムスンで「株主間契約」に関する署名も行ったことによる、とされている。

TCLが発表した半期報告書によると、TCLの半導体ディスプレイ関連の営業利益は408億人民元(約6,900億円)と年間で93.6%増、純利益は66.1億人民元(約1118億円)である。

 

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