日本台湾交流協会等主催の 知財勉強会「最近の知財事件・判例から学ぶブランド保護」で講師を務めました。
日期:2020年12月23日
日本台湾交流協会、台北市日本工商会主催の第68回 知財勉強会「最近の知財事件・判例から学ぶブランド保護」にて、所長・弁護士・弁理士 黄 瑞賢及び日本弁理士 降幡 快が講師を務めました。
企業にとってブランド(コーポレート・ブランド、プロダクト・ブランド)は、企業の商品やサービスの信用を保証するなど、企業の成長を下支えする重要な役割を担います。台湾におけるブランドの信頼を損ないかねない具体的な事案を通じて、未然の防止策や、発生した場合の適切な対処方法について紹介しました。
具体的には、「模倣品事件(ECサイト中心)」及び「商標の冒認出願事件」という2つのテーマに分け、前者については台湾における模倣品事件の紹介、オンラインでの模倣品対策の現状、ECサイト(蝦皮、露天等)の紹介及び模倣品販売ページの削除申請における注意点、模倣品販売の防止策について紹介しました。後者については、台湾における近年の冒認出願事件の紹介、冒認出願の防止、発見後の対応策及び注意点について事例を交えて紹介しました。
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