華為(ファーウェイ)、米国特許ランキングで第5位に 中国企業が世界の特許ランキングをリードする

2022年1月12日

特許データベースを提供するIFI Claims Patent Servicesが発表した最新の研究レポートによると、華為(ファーウェイ)がアメリカにおける特許取得件数で第5位となったという。同時に、世界的なイノベーションにおいて中国企業の占める割合は益々増加している。

レポートによると、2021年に華為は2,770件の米国特許を取得して第5位となり、2020年の2,761件とほぼ同じであった。IBMは2021年に8682件の米国特許を取得し、29年連続米国特許取得件数第1位であるが、2020年の9130件と比較して5%減少した。

2021年の特許ランキングで華為の順位が2020年の9位から5位に上昇したのは、他社が取得した特許件数が減少したことも一因としてある。昨年、米国特許商標庁が登録した特許件数は、前年比で7%減となった。サムスン電子、キヤノン、台積電(TSMC)は 2位~4位はであったが、昨年取得した米国特許件数はそれぞれ前年比で1%、6%、1%減少している。

世界全体での特許件数を見ると、中国企業がますます重要な地位を占めるようになっている。2021年において、サムスン電子は90,416件を保有し依然として特許ランキングの第1位であったが、中国科学院、華為を含む6社が保有する特許件数はIBMを超えている。中国科学院、美的集団、華為、中国石油化工集団(シノペック・グループ)、中国建築集団(中国建築)、格力電器(グリー・エレクトリック・アプライアンシズ)がそれぞれ第2位~第7位であり、IBMは第8位であった。

 

関連台湾ニュース記事(聯合新聞

 

登入

登入成功