台湾 家登(Gudeng)が米Entegrisと台湾英特格(Entegris Taiwan)を提訴 特許権侵害で1億台湾ドルにのぼる賠償請求

2021年12月1日

家登(Gudeng)は11月30日、米Entegrisなどが特許権を侵害したとして、知的財産及び商事裁判所に対し民事訴訟を提起した、と発表した。

家登の発表によると、訴訟の対象は米Entegrisと台湾英特格(Entegris Taiwan)を含むと示されている。

家登は、同社が有する特許権(第I238804号)について、Entegris等が実施権の設定・許諾を受けていないのにもかかわらず、ウェハ用の搬送用キャリア及び極紫外線フォトマスクポッド等の製品を製造、販売、使用し、同社の特許権を侵害し家登に損害を与えたため、知的財産及び商事裁判所に損害賠償を請求する訴訟を提起し、被告に対し連帯で1億台湾ドルの賠償を求めるとともに、本件の権利侵害品を破棄するよう請求した、と説明している。

これに対しEntegrisは、同社の業務並びに台湾の顧客が求める製品を提供し続けるための能力を守るため、2021年11月5日に家登を被告とし、同社が家登の特許権を侵害していないことを証明するために、知的財産及び商事裁判所に確認訴訟を提起した、いう声明を発表した。

 

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