中国 中国移動がチップ会社を設立 IoTのICチップ製造に進出

2021年7月9日

中国は現在積極的にチップの国内生産を推進しているところ、中国移動(China Mobile)は今日、傘下の中移物連網(CMIOT)が完全子会社となる芯昇科技を設立し、7月に正式に運営を開始すると発表した。中国国内における集積回路産業の振興という目標のために、チップ製造業に進出した。中移物連網の公式WeChatにて、芯昇科技は集積回路チップの設計、製品の製造販売、スマート家電の製造販売、AI搭載の車載設備の製造販売等の事業を手掛けることを発表。同時に芯昇科技は共同研究所の設立、国家科技重大専項(National Science and Technology Major Project)への申請、外資系企業との連携、ハイエンド人材の確保、海外での研究開発センターの設立なども行う。

アメリカと中国のテクノロジー競争が増々激化する中で、中国は再びアメリカに干渉されないよう積極的に国内の半導体産業を推進している。中国の習近平国家主席は以前、中国には懸念意識が必要で、ハイレベルなチップ、石油天然ガス、基礎材料等のキーテクノロジーに全力で取り組まなければならないと発言した。

関連台湾ニュース記事(科技新報)

 

登入

登入成功