2021年6月30日

2021年6月17日、聯發科（MediaTek）は、NXPセミコンダクターズが製造し、アメリカへ輸出・販売している多種のチップが、聯発科の有するWi-fi、Bluetoothとチップ設計に関する特許を侵害しているとして、アメリカのカリフォルニア州中部の連邦地方裁判所へ2件の訴訟を提起した。

聯発科は積極的に特許権を主張し、NXPの主な顧客であるAvnet、Arrow Electronics、Denso Ten、Continental Automotive、Robert Bosch等の有名な自動車部品サプライヤーも訴訟の被告として挙げられている。

この2件の訴訟において、聯発科はNXPが合計11件の米国特許を侵害していると主張。その中で出願日が比較的古い4件の特許はAnalog Device、AMD、Global Foundries等のメーカーから購入したものであり、出願日が比較的新しい7件の特許は聯発科が自ら研究開発し出願したものである。

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