自動車用ヘッドライト製造大手の台湾堤維西交通工業、アメリカで韓国自動車メーカーから特許権侵害で提訴される

2021年6月7日

車両用ライト製造メーカー大手の台湾堤維西交通工業(TYC)は先日、韓国の現代自動車(Hyundai)と起亜自動車(KIA)が車両用ライトに関する特許(特許番号478号、931号)を同社及びそのアメリカ子会社(GENERA CORP)に侵害されたとして、カリフォルニア州裁判所に特許権侵害訴訟を提起したことを発表した。

工研院産業科技国際策略発展所は、「バンパー、ライト、板金、バックミラーなどの自動車用部品や、テレマティクス、車内エンターテインメント設備、GPS、パーキングセンサーなどの自動車用電子部品、これらの台湾製スペアパーツは世界市場で一定のシェアを占めている」と指摘する。

台湾車両工業同業公会が5月下旬に出した統計によると、前3か月における台湾の自動車部品輸出額は約522.87億台湾ドルで、このうち輸出先別に見るとアメリカが 50.37%で1位、2位は6%の日本、3位の中国はわずか3.95%であった。

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